四半期GDPを見ると未だデフレは明らか 消費税増税で更なるデフレへ

久々に四半期GDPをアップデートしたのですがGDPデフレーターはマイナスへ(デフレという事)沈み名目GDPもマイナスに転じてしまいました。今年の10月には10%への増税が予定されていますがこの状況で本当に増税するのでしょうか?

スポンサー
PCアドセンス

2018年3Qの四半期GDP

2018年度の3Q(7-9月)の前年同期比の四半期GDPをアップデートしています。

8%への増税後、名目GDPはプラス圏で推移していましたが今回は僅かながらではありますがマイナスに突入してしまいました。名目GDPがマイナスなのでデフレと言えるでしょう。

GDPデフレーターもマイナスへ

GDPデフレーターは物価変動現す指標でマイナスは物価下落=デフレという事になります。
このGDPデフレーターも2016年4Qからマイナスに転じ、その後プラスになる時期も合ったものの(といっても僅か0.39%に過ぎませんが)再びマイナスに突入しています。

明らかにデフレです。

過去の増税時と比較

1997年2Qから消費税は5%へ引き上げられたのですがその時と今回を見比べてみます。
注目すべきは増税前のGDPデフレータの動き。5%への引き上げ時はデフレーターはマイナス圏に沈んだまま増税を強行、その結果デフレーターは増税前を下回る水準に沈んでしまいデフレが深刻化しています。

2014年2Qには8%へ増税されたのですがこの時のデフレーターは底から立ち上がってきていました。増税直前の2014年1Qでは0.2%と僅かながらプラスになった直後の増税。底値から上昇してきた勢いがあったのか2016年2Qまではプラスで推移していたものの再びマイナスに沈みました。

直前の勢いがあった分だけ5%増税時ほど深刻な事態にはならなかったのかもしれません。

今回の増税は5%の時のパターンでは無いか?

改めてグラフを見ると、現在はデフレーターが下落している局面です。このままマイナス状態で増税すると5%への増税時のように一層、デフレが深刻化するのではないでしょうか?

予定されている2019年10月は2019年4Qですので増税判断は2019年2Qの結果までを考慮する必要があるのでしょう。
既に2018年4Qは終了しており(2月に速報予定)実質、1Q、2Qの今年前半6ケ月でどの程度回復できるかに掛かっていると思います。

仮に、デフレから回復出来ずに10%への増税が強行されたら。。。日本経済は再び失速していくことになるでしょう。

予想:消費税の10%への増税は強行される

政府はリーマンショック級の事態が無い限り増税するといっています。リーマンショック級をGDPで見てみると前期比で-8%の名目GDPの落ち込みとなります。ここまで落ち込む事はさすがに考えにくく経済指標がデフレを示しているにも関わらず増税するという愚かな事をするのでしょう。

日本株の低迷は続きそうです。

スポンサー
PCアドセンス
PCアドセンス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする