日銀の長期金利上昇容認発言? 長期国債をサイクルで確認

昨日行われた日銀の金融政策決定会合では長期金利上昇を容認するような発言が行われたようです。具体的なコメントは

金利は経済・物価情勢などに応じて上下にある程度、変動しうるものとする

これが金利上昇容認コメントとは私的には思えないのですが。。。
ですがマーケットは反応しています。

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長期国債先物の日足は急落

長期金利と長期国債価格は相反するもので 長期金利上昇=長期国債価格下落 となります。確認するのは長期国債の価格ですが日足過去1年分で最安値を更新しています。

過去1年間には無い下落でチャートの節目も割り込んでいますので暫くは下落していくものと考えます。長期金利は上昇するということですね。

日銀の金融政策決定会合でのコメントが利いた形ですがサイクルで考えると急落しやすい時期に入っているところで金利上昇容認(国債価格下落容認)発言が飛び込んだので敏感に反応したと考えます。

長期国債を月足サイクルで確認

過去20年の月足を確認すると2006年以降、上昇トレンドを形成しています。その中でサイクルを確認すると

20ケ月から30ケ月の5つの中期サイクルが確認でき、注目すべきはすべて上昇トレンドになっています。
昨日も日経平均について考えたときに述べましたが大きなサイクルが終わるときには下落トレンドのサイクルが必要になる事が多いです。

日経平均は年明けに2万4千円台で高値を付けた後、3月にかけて2万円台まで急落しました。その後は反発を見せて5月には2万3千円前後まで回復して...

今回の場合、既に5つの中期サイクルが上昇トレンドなので中期サイクルの上のサイクル、長期サイクルが終わるには最後の中期サイクルが下落になると考えます。

今月は中期サイクルが始まって18ケ月目ですので中期サイクル後半に入っていることもあり、やがてはサイクルの始点である2017年2月の安値を更新して長期サイクルが終了へ向かうと考えます。

安値更新の時期は

過去の中期サイクルが20ケ月から30ケ月でしたのでこの範囲とすると、最短では2ケ月後の10月、最長では2019年8月頃が目安になります。

いつ、安値を更新するか、安値更新後下げ止まり反転するのかを今後確認していきたいです。

実生活への影響は

長期金利が上昇すると住宅ローンの金利も上昇傾向になりますが2017年2月の安値を更新する程度ならたいした影響はないと考えます。そこから更に急落するようなら別ですが、来年には消費税再増税や東京オリンピック需要の終了とデフレ環境が深刻化するイベントが控えていますので過度の長期国債下落はおき難い環境にあると考えます。

個人的には住宅ローンが変動金利になっていますので国債価格動向には注視しています。

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