8月度全世帯消費支出 個人消費は回復していない 消費増税は凍結すべき

先月末に8月度の全世帯消費支出が発表されました。日本のGDPの6割を個人消費が占めますので日本経済の先行きを見る上でとても重要視しています。

8月は微増

8月度の全世帯消費支出(前年同月比)は+0.6%とかろうじてプラスとなり前月の-0.2%から0.8%の増加となりました。増税後では良い結果となっています。

消費税導入2年前からの月別推移を作成しています。

2014年4月の消費税増税後、ずっとマイナス圏に沈んでいましたが直近の動きでは1月の-3.8%から上昇傾向にあり、6月には実に22ケ月ぶりにプラス圏へ浮上しました。(2016年2月の閏年効果は除く)

消費税増税で2%も個人消費落ち込む 未だデフレである

グラフを見てもらえると分かりますが、消費税増税前2年間の平均は+0.9%でしたが8%への増税後の現在までの平均は-1.1%です。
2014年の消費税増税で私たちの個人消費は2%も下落したことになります。

ようするに、日本経済は増税の影響から立ち直れていないのです。デフレ脱却など出来ていません。

消費税増税を公約にする不思議

今月は衆議院選挙がありますがこの状況でも消費税増税分の使い道が焦点に取り上げるなどおかしいのでは?増税ありきで話が進められています。
前回の増税の影響がまだ残っている状況なのですから逆に減税(5%へ戻す)の議論があってもいいと思うのです。

どうしても増税したいというのなら2014年の増税前平均である0.9%を安定して記録するくらいになってからではないでしょうか?

消費税については希望の党が増税反対の姿勢ですが具体的なデータを示したのを見たことがありませんし、増税推進していた元民進党員が半数以上なのですから単に票が取れそうだから掲げているに過ぎないでしょう。

1月以降の上昇がいつまで続くか?

救いというか期待というか、今年の1月以降は上昇傾向にありますのでこのまま推移してくれればと思います。
しかし、消費税増税の影響がここまで大きいとは。この状況で更に10%へ増税なんて事にならなければいいのですが。

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